よくある質問

防錆に関して

Q1自動車の錆びは、なぜできるのですか。

A1

自動車のボディは主として、鉄でできています。

  • 鉄等にできる錆は、湿度(水分)、温度(高温)、塩分、亜硫酸ガス、塵埃(じんあい)、炭酸ガスなどの複合的な要因でできることから、自動車と錆は切っても切れない関係にあります。
  • 日本の気候風土は、高温多湿で長い海岸線にかこまれ、塩害にさらされています。
  • さらに、凍結防止のため、寒冷地の幹線道路や高速道路での凍結防止剤〔塩化カリュームなど)の使用量は増え続けています。
  • また、積雪地帯では、長い期間にわたって車体は濡れたままになっています。
  • 工場地帯の大気汚染や塵埃にさらされる車も多いですし、最近では全国的に酸性雨の降雨被害も多くなっています。
  • こうしたことで、自動車の錆は気づかぬうちに、深く進んでいくのです。

Q2モール等の裏側や鉄板の折り返し部分からよく錆が出ますが、この部分も防錆できるのですか。

A2

これらからの錆は、隙間に入った水分や塩分が原因になることが多いです。また、電触で金属が腐食することによって発生することもあります。

  • ワックスオイルは粒子が微細で浸透力(5μの隙間に入る)が高いため、錆び易い所にしっかりと付着して錆の発生を防ぎます。

Q3カーメーカーで車を作るとき、防錆対策はやっているんでしょう。

A3

はい。カーメーカーでは生産ラインでできる限りの防錆対策をしています。

  • 例えば、下塗りの強化や防錆力の強いカチオン電着塗装の採用、亜鉛メッキ鋼板の使用、シーリング材、プラスチック材などをしています。
  • 外板部は二重三重に塗装されています。
  • しかしながら自動車の錆は、金属の合わせ目、接合部、折り曲げ部の隙間などや空洞部の内部のようなドブ漬け、電着の下塗料が十分に付着しない部分から発生してしまいます。
  • そのまま放置すると、金属部の腐食は進み、ついには外板部の塗装を内側から破るようになります。
  • このような隙間部分への防錆対策は、大量生産ラインではできにくいのが現状です。
  • また、モデル間にも防錆対策の差異が有り、一部モデルでは対策が不十分なケースも有ります。
  • 最近の傾向として、新車をお渡しするときにオプションとして、二次防錆を実施するようになってきています。

Q4この車は新車でないし、すでに錆がでてきているかもしれないが、それでも効果はありますか。

A4

はい、あります。すでに錆が発生している場合は、その状態で錆をストップさせることができます。

  • ワックスオイルの浸透力が錆の表面から浸透し鉄の表面に達し、乾かない皮膜を形成してその後のさびの進行を防止します。
  • 見た目では、赤錆が黒色に変化します化学的に安定し、それ以上の錆の進行は止まります。
  • 内側からの錆が外板の表面塗膜まで達している場合は、その部分の鉄板に穴があいた状態ですから、この場合はまずその部分を補修してからワックスオイルを吹き付けることになります。
  • かさぶたになった錆びには効かない事があります。

Q5ワックスオイルの車体防錆加工の効き目は、どのくらい持続できるのですか。

A5

走行条件の違いがあるので一概には言えませんが、諸外国や国内の実績から見ますと、新車施工の場合は6~8年(場合によってはそれ以上)は十分に効果が持続しています。

  • すでに錆の発生している既販車の場合は、錆の進行を止めることはできます。
  • いずれにしても、車の状態、使用条件によって違いが生じますので、ご相談ください。

Q6防錆処理料金が、ちょっと高いのではないですか。

A6

ワックスオイルでの施工は他社メーカーと比べ特に塗料タイプと比べると確かに高いですが、再施工無しで長期間の防錆効果を維持できます。

  • お車を下取りに出される時、錆の発生が有れば、査定はかなり落ちます。査定時に有利なクリアタイプも用意してあります。その為に、処理証明書を発行しております、査定などの時にお役に立ててください。
  • 平均車令からしますと年間5千円前後の予算で施工できます。
  • 以上を説明して予算で合わないときは、一番錆易い部分から処理していくなどの部分防錆のメニューも用意してあります。

Q7防錆処理をすると、よく服や車に黒い汚れが着くなどと聞いたことがありますが、本当はどうですか。

A7

ワックスオイルは、他の防錆剤と異なり、無色に近く、半透明ですから、淡色系の塗膜でも汚れがでません。

  • また、処理後も余分な箇所を拭き取るなどの最終チェックをしてからお客様にお届けしていますので、ご心配はいりません。

Q8使用結果はどうですか。

A8

ワックスオイルは1938年以来防錆剤の専門メーカーとして、ヨーロッパ、アメリカ、アジア日本の有力メーカー30社以上の指定を受け、半世紀以上にわたっての使用実績を誇る優良製品です。

  • 国内主要メーカーの海外販社においても防錆剤の指定を受けてご利用頂いています。

Q9他社製品でエアゾールタイプでの簡単防錆処理を進められています、それでもいいのではないですか。

A9

おっしゃるとおりエアゾールタイプの防錆剤で簡単に安く処理できれば、大変結構なことと思います。

  • しかし、エアゾールタイプはエアゾールにするために、製品の濃度が濃いと噴射しないので希釈する必要があるのと、噴射するためのLPGとかDMEガスといった推進剤も多量に混ぜられていて、防錆効果を保証するような製品とはいえません。また、内部を長期防錆するには、圧力が不足して十分な作業が行えません。
  • ただ、補修用としては利用可能です。
  • 弊社エアゾール製品の場合、濃度を濃くしていますので、下部の時などには厚塗りすれば大丈夫です。
  • ワックスオイルによる車体防錆加工の場合、エアコンプレッサーの十分なエア圧と専用のスプレーガン、ノズルなどを使って、経験を持った整備士が作業いたしますから、お客様のご満足いただける作業ができるかと存じます。

Q10塗装面、電気系統、ゴム部品等への影響はないのでしょうか。

A10

塗装面に対して、悪影響はありません。作業の際付着したものは拭き取り処理をしています。

  • 電気系統、ゴム部品への悪影響はありません。
  • むしろ、電気系統の防錆及び保湿保護材として配電盤や基盤などにも利用されているくらいです。

Q11車検の時などにスチームクリーナーで下回りの洗車をしますが、防錆効果が無くなりませんか。

A11

ワックスオイルによる車体防錆加工は、塗料が付着しにくくなおかつ錆の発生しやすい箇所、すなわち部材の接合部、折れ曲げ部、空洞内部などへ集中的に付着させます。

  • スチームクリーナーは主として、汚れた面をクリーンアップしますが、ワックスオイルは完全には剥離いたしません。
  • 内部にはスチームが到達しないので、問題ありません。
  • スチームの熱に対してもワックスオイルの耐熱温度は上まっているので問題ありません。
  • 衝突や接触事故、下回りをこすった場合には剥離しますので、その部分は再処理する必要があります。